初心者もチャレンジしやすいコース
ペーシング能力も求められる!
川内村の最高標高地点の高塚山をめざして駆け上がるヒルクライムコースは、距離14.8kmで平均勾配4.7%。
川内村の中心にある川内小中学園前の近くの県道112号(富岡大越線)からスタートし、序盤7kmまでは両側に田園風景を望みながら山間部へ向けて平坦基調のコースが続く。
6.5km地点で左折すると、いよいよ高塚高原へ向けて勾配を上げていく。走りながら高塚高原入口の標識が右手に確認できる。
スタートから序盤7km地点までの平均勾配は2%ほど。以降、フィニッシュ地点までの距離7.8kmの平均勾配は6.1%になる。
終盤になるに従って勾配が急になるコースレイアウトで、ラスト3kmは平均7%まで上がる。
国内ヒルクライムレースの中では、比較的緩やかな勾配で、ヒルクライムデビューをめざす人はもちろん、坂道に苦手意識を持っていても頑張れるレベルの難易度になっている。
健脚自慢のヒルクライマーであっても、序盤の緩斜面区間で上手にペースコントロールしないと、タイムを出せないコースだ。
序盤スピードに乗るからと飛ばしすぎると、終盤確実に足にきてペースダウンしてしまうだろう。
初心者からベテラン、生粋のクライマーからパワー系クライマーまで、等しくチャンスのある面白いコースだ。
ロードコンディションは非常に良好で、フィニッシュ地点まで道幅も十分にあり走りやすい。当然下山に関しても安心して下れる道になっている。
今大会のテーマは、アットホームな応援とおもてなしだ。
コース上で地元の応援を随所に感じられる工夫を予定しており、地元と協力しながら準備を進めている。