2日分の手荷物運搬はお任せ
Jヴィレッジを起点に、
2日間のロードレースに挑戦!
震災復興15市町村を駆け抜ける広域自転車イベント。そのロードレース部門は、すべての市民レーサーたちが挑戦できる6つの種目を用意している。
その中で、最長距離の種目が2日間で合計245kmを走る「ふくしま240」だ。アマチュアレーサーたちが挑める国内では数少ない2ステージ制のロードレースとして誕生する。
「ふくしま240」は、日頃トレーニングに励み、「ニセコクラシック 」「ツールドおきなわ」などに挑戦している市民サイクリストたちの、新たなモチベーションになることを願っている。
「ふくしま240」のメイン会場は、「Jヴィレッジ」(楢葉町・広野町)。福島県の浜通りエリアの中ほどに位置する。
初日の1ステージは、Jヴィレッジを14時30分にスタートして、浜通りの北端の新地町「釣師防災緑地公園」を目指す距離85km。
選手は、午後からのスタートに備えて、午前中からJヴィレッジ会場ではじまる受付でゼッケン、計測チップ等を受け取る。また、初日の宿泊に必要な荷物と2日目のレースに必要なものを手荷物としてまとめて会場で預けておく。
Jヴィレッジの敷地内からスタートする「ふくしま240」。今大会では、「ふくしま240」の中には「駅伝240」(最大10チーム)、1日のみの「ふくしま80」の選手も同時出走する。
「釣師防災緑地公園」へフィニッシュ後は、表彰式とおもてなし(飲食サービス)がある。スタート地点で預けた手荷物もここで受け取れる。
選手たちは、新地のホテル(ホテルグラード新地は会場から1km)もしくはく相馬エリア(会場から10km)のホテルに取った宿に泊まり、翌日に向けて一晩を過ごす。ホテルの手配は選手自身でお願いをしている。「ホテルグラード新地」はじめ相馬エリアのホテルのご予約については、参加者向けに大会事務局で部屋を押さえており、宿泊専用サイトからのお申し込みになる。
2ステージ目、翌日は夜明け前から準備が始まる。選手たちはフィニッシュ地点へ運搬する手荷物を全て預けたら、6時のスタートを迎える。
栄光のフィニッシュは、厳しい阿武隈山系を抜けた先の初日にスタートしたJヴィレッジだ。
会場のステージでは、表彰式等を実施。手荷物もここで受け取る、選手はお互いに健闘を讃え合い、ふるまいサービスを楽しんでいただきたい。1日の自転車レースは参加したことがあっても、2日連続で走るステージレース経験のない市民レーサーは多いのではないだろうか。仲間やライバルたちと2日間同じ時間を過ごすことで、レース結果だけではない特別な時間になることは間違いないだろう。