レース前から当日にやっておくこと

To Do

エントリーした方は以下を必ずご確認ください。


スタート前にやっておくこと

1. フロント・リアライトの装着・灯火チェック

いわきナイトクリテリウムは夜間開催です。必ずライトの装着・灯火チェックをしてください。

ライトが装着されていても点火しない場合は出走できません。

 

2. 自転車整備のセルフチェック

自転車は原付バイク以上のスピードが出る乗り物です。整備不良があると、本人だけではなく周囲に迷惑をかけますので、最低限以下の項目をチェックしてください。
また整備は、大会前日や当日ではなく、なるべく余裕を持ったタイミングで最寄りのプロショップにみてもらってください。
機材を完璧にすることで、不安なく気持ちよくレースに集中できます。

ハンドル
サドル
各所、緩みがないかをチェック。ハンドルを地面に押さえつけて前後に力をかけて、フロントフォークにガタがないかをチェック。
タイヤ タイヤ指定の適正空気圧内で調整してください。ホイールのリム幅に応じて適正な空気圧も異なってきますのでご注意ください。表面にキズ等が入っていないかをチェック。
ホイール 前輪、後輪を空転させ、ホイールの振れがないこと、回転がスムーズであることをチェック。
クランク
ペダル
ガタがないかをチェック。クランク固定ボルトの緩みがないかをチェック。
ギア ギアチェンジがスムーズにできるかどうか、しっかりとトルクをかけた状態で異音や歯飛びがしないかをチェック。
バッテリー
パーツ
電動シフトコンポーネント(シマノDi2など)の充電は十分に充電できているかチェック。サイクルコンピューターやパワーメーターの充電・電池残量もチェック。
ブレーキ ディスクブレーキはローターの緩みがないか、歪みがないかをチェック。リムブレーキは、キャリパーがしっかり固定されていることをチェック。また、ブレーキシューの厚みが十分にあることをチェック。磨耗し過ぎている場合は交換してください。

3. タイムスケジュールの確認

自分のスタート時間をしっかり確認しましょう。受付から離れたところでスタートするレースもありますので、スタート地点とスタート時刻を必ず確認してください。準備を整え、スタート時刻10分前にはスタート地点に待機してください。スタート時刻が予定時間より前倒しになることはありませんが、公道ロードレースのため交通規制状況により5~10分程度スタート時刻が遅れる場合がありますので、予めご了承ください。

4. コースの確認

安全にレースを行うため、そして入賞のためにはコース試走が欠かせません。ツールドふくしまは全レース公道利用のため、試走を推奨します。コースのリズムを掴むことで体力を温存でき、怪我のリスクが大幅に減少します。大会前日の試走もできます。ビギナーの多くにコース確認を省略するケースが見受けられますので、必ず試走するようにしましょう。
上級者は、事前にしっかりとコース試走を行っています。

試走や練習の際には、交通ルールを遵守して安全に走行しマナーの良い走行を心がけてください。交通ルール違反、危険走行、一般社会におけるマナー違反が見受けられた選手は主催者判断で参加権利の取消しや失格措置を取りますのでご注意ください。(参加費の返金も行いません)

5. エントリーリストの確認

大会開催3日前にエントリーリストページに掲載しますので、以下の4点を必ずご確認ください。
大会受付時に必ず必要です。

(1)受付場所、(2)カテゴリ、(3)BIB番号(ゼッケン番号)、(4)受付場所


レース当日の流れ

ゼッケン・計測チップの受取り

受付では「カテゴリ→BIB番号(ゼッケン番号)→お名前」の順にお伝えください。

例)ロードレース211km 101番 鈴木一郎

ゼッケン・計測チップ装着位置

計測チップは、フロントフォークに結束バンド等ではずれないように固定してください。左右どちらでも構いません。
ゼッケンは、ポケットの位置の高さに、横に2枚装着してください(安全ピン8本が付属しています)。
※タイムトライアルのゼッケンは1枚のみです。ポケットの位置の中央に装着してください

 

はじめてレースに参加する方へ
計測チップをステムに巻きつけたり、時計のように腕に巻きつけたりする方がいますが、正しい位置でなければセンサー反応はしません。また、ゼッケンも必ず見えるように装着してください。
※雨天時などにコートを着用する場合にも、上着部分に識別できるように装着してください。
指定位置にない場合には「リザルトから除外」となりますのでご注意ください。


レース中に気をつけること

自分の体調把握に努めること

レース中に熱くなるのは仕方ないことですが、自分の体調を常に把握できるよう心がけてください(過去のレースの結果から、ビギナーと50歳以上の方が特に熱くなるというデータがあります)。体力的・精神的な余裕を持つことができるか、できないかが結果として、「落車する、しない」につながることが多いようです。

危ないと感じたら、早めに危険回避

個人の走行スキルによって、スピードやレース展開の感じ方は千差万別です。ビギナーが危険と感じても、上級者にとっては快適と感じる場合もあります。しかし、自分がいる集団のリズムが「危ない」と感じたら、思わぬハプニングや事故が起こる前兆です。その集団からエスケープするか、集団にいる場合でもマージンを多めにとって、いつでも回避できるように努めてください。この感覚がわからないと落車につながります。

入賞の可能性がない場合、ゴールスプリントは禁止

ロードレースは入賞を競うスポーツです。そのため、入賞に関係ないグルペットによるゴールスプリントを「一番やってはいけない行為」と定義しています。集団の仲間と声をかけあい、楽に、早くゴールすることを心がけてください。


ゴールした後

最初に自分自身の体調を確認し、水分や栄養補給をしっかり行ってください。ゴール後15分程度でリザルトが受付に掲示されますので、入賞しているかを確認してください。

【必須】計測チップ返却

計測チップは受付場所に返却をしてください。個人番号が付与されているため、未返却の場合でも個人が特定されます。
未返却や紛失の場合は12,000円(税別)が実費負担となりますので、忘れずに返却しましょう。

ゴール後、計測チップを返却すると、各開催地の主催者から参加賞が授与されます。福島復興サイクルロードレースシリーズでは、美味しい食べ物や温泉入浴券など福島ならではの参加賞を用意しています。