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あの強豪市民レーサーたちが続々参戦を表明!


2023年8月6日

初開催のツールドふくしまには、強豪市民レーサーたちが続々参戦表明。ここでは、スポーツジャーナリストのハシケンが、最高峰カテゴリー211km上級コースを走る招待選手たちを中心に一挙紹介。

 

まずは、ツールドおきなわ7勝やグランフォンド世界選手権で3度の表彰台など、言わずと知れた強豪市民レーサーの高岡亮寛(RX BIKE)さん。長年、熟練の走りで主要タイトルを奪取してきたが、今回は国内最長211kmを制してツールドふくしまの初代王者の座を狙う。

その高岡さんの好敵手である松木健治(VC VELOCE)さんも参戦。かつてニセコクラシックでは高岡さんら強豪たちを破り総合優勝。大怪我から復帰した今年のニセコクラシックで年代優勝、さらに全日本ロードマスターズでもゴールスプリントの末、僅差で高岡さんに次いで2位とその実力健在。ツールドふくしまでも最後まで展開に絡むこと間違いなしだ。

起伏の多い211kmコースでは、登坂への高い適正のあるクライマー系オールラウンダーも台風の目になる。Mt.富士ヒルクライム優勝の佐々木遼(Team GOCHI)さん田崎友康 (F(t)麒麟山Racing)さんも参戦。佐々木さんは、ツールドかつらお(福島復興サイクルロードレースシリーズのひとつ)優勝、同年ツールドおきなわ市民200では5位とロードでも高い適性を示す。

ベテラン田崎さんはかつてMt.富士ヒルクライムとニセコクラシックを制している万能レーサー。今シーズン、直近のMt.鳥海バイシクルクラシック(Day1 TT、Day2 HC)総合優勝を果たし上り調子だ。

ツールドふくしまには、福島復興サイクルロードレースシリーズの各大会の優勝者たちも招待される。ツールドかつらおを制している北野普識(イナーメ信濃山形)さんも実力者のひとり。Jプロツアーでプロ選手と対峙するスプリント力はライバルたちの脅威。2022年ツールドおきなわでは集団スプリントを制して2位。
他にも、地元福島を拠点に自転車普及活動をするシモジマンこと下島将輝さんも参戦。伝統の秩父宮杯ロードレース(2022年)を制するなど元プロレーサーのプライドをツールドふくしまでも見せてくれるだろう。

近年、若手のレベルアップが著しい女子クラスにも注目。今年のMt.富士ヒルクライムで男性顔負けの1時間6分台の衝撃的なタイムを叩き出した木下友梨菜さんは91kmコース(新地~Jヴィレッジ)に参戦表明。超ロングライドで鍛えたスタミナを武器に男性に交じって上位進出を狙う。

東日本大震災から12年半。震災復興の地を駆け抜けるツールドふくしまがいよいよ迫ってきた。当日は、今回紹介した招待選手たちの他にも、数多くのアマチュアトップレーサーたちによって熱いレースが展開されるだろう。福島の地で雌雄を決するまであと1ヶ月だ。

211km上級コースの他、91km平坦コース、61km山岳コース、53kmビギナーコース、さらに211km駅伝(3人1チーム)の全5コース。ただいま、スポーツエントリーで申し込み受付中(こちら👈)。締め切りは8月20日(日)までだ。

 

【招待選手たちのSNS関連アカウント】

 

テキスト/ハシケン(スポーツジャーナリスト)


ツールドおきなわ7度優勝 高岡亮寛 さん
@RX_Takaoka


ニセコクラシック優勝 松木健治さん
@Matsuken_Marken


Mt.富士ヒルクライム優勝 佐々木遼さん
@s39811536


ニセコクラシック&Mt.富士ヒルクライム優勝
田崎 友康 さん

これまで参加した中で最も過酷でチャレンジングなレースになりますが、福島の景色をしっかりと目に焼き付けて、葛尾村では笑顔でゴールしたいと思います。
@note.com


 

秩父宮杯優勝 下島将輝さん
@shimojiman_ch


91km部門に挑戦
Mt.富士ヒルクライム 女子最速タイム
木下 友梨菜さん

@suzunariyoukai