車両・服装等の規定

1、車両規定

以下の車両規定は、福島復興サイクルロードレースシリーズのレース部門を対象とした独自規定になります。
なお、大会により特別規定を設ける場合もございます。
9月14-15日のツールドふくしまのレース部門は、JCF公認レースとして開催しますので、JCF競技規則に則ります。
12月7日(土)いわきナイトクリテリウムの参加車両規定については、大会サイトの概要ページおよび規約に則ります。

 

1-1 自転車の車種

福島復興サイクルロードレースシリーズのレース部門への参加が可能な自転車は、下記のドロップハンドルを装着したロードバイクになります。
ただし、ヒルクライムレースに限り、下記の車両での参加も可能とします。
いずれの車種も、前後ブレーキを装着していること。

⚪︎ロードバイク(ロードレーサー)
⚪︎グラベルロードバイク
⚪︎シクロクロスバイク
⚪︎クロスバイク
⚪︎マウンテンバイク

× 一般軽快車(ママチャリ)
× eBike(電動アシスト付き)
× タンデム(2人乗り以上の自転車)
×ハンドサイクル
×リカンベント
× ピストバイク(フリーボディタイプでない固定ギヤ)
× キックバイク

DHバーの装着はタイムトライアル競技を除き禁止します。また、タイムトライアルバイクの使用は、機材の公平性、特殊な操縦性の観点から、タイムトライアル種目(個人TT・チームTT)に限ります。
ディスクホイールやバトンホイールの使用は認めますが、風の影響や集団走におけるリスクを考慮した上でご使用ください。

 

写真上段左から、ロードバイク、グラベルロードバイク、クロスバイク。
写真下段左から、e-bike(電動アシスト)、軽快車(ママチャリ)、タンデムバイク。

 

1-2 自転車の重量

車両重量は国際自転車競技連盟(UCI)規定にある6.8kg以上であること。極端な軽量化は車両の安全性が危うくなるだけでなく、コントロール性もシビアになり危険です。
ヒルクライムレースに限り、車両重量制限は設けませんが、下山を含めて軽量な自転車を安全に操作できるスキルを十分に持ち合わせていることを条件とします。
ヒルクライムレースは、磐梯吾妻スカイラインヒルクライム、あぶくま洞ヒルクライム、ツールドかわうちが該当します。

1-3 極端なカスタマイズの禁止

エアロ効果を狙い、ブラケットの角度を極端に内側へ傾けるセッティングは禁止します。また、エアロ効果を狙った既製品以外の付加物の装着も禁止します。
そのほか、バーテープを巻かない、バーエンドキャップを付けずに出走することも認めません。
出走前後で極端なカスタマイズの車両を発見した場合は、出走またはリザルトの取り消しを行うことがございます。

1-4 ライト・サドルバッグ等は装着せず

公道を封鎖した環境で実施するレース部門に限り、ライト・警笛(ベル)の保安品は取り外しての参加は可能です。またサドルバッグなどは、極力外した状態で参加することを推奨します。
*12月7日(土)いわきナイトクリテリウムの参加車両規定については、前後ライトの装着を条件とします。大会サイトの概要ページおよび規約に則ります。

 

 

 


2、服装規定


-1 サイクルウエアの着用

サイクルスポーツを行うにふさわしいスポーツウエアでご参加ください。身体にフィットし、車体(チェーンやホイール等)に巻き込まれる危険性がない服装で参加してください。いわゆるサイクルジャージを推奨します。
昨今、厳しい暑さのコンディションの中で開催されることが多いため、参加にあたっては吸汗速乾性の高機能ウエアなど十分な暑さ対策をとった上でご参加ください。

-2 仮装(コスプレ)クラス時の注意

福島復興サイクルロードレースシリーズでは、大会により仮装(コスプレ)クラスが設定されています。大会規定に則った衣装でのご参加を遵守ください。
車体や身体から大きく幅を取る衣装、落車時等に他の選手に危害を与えるリスクのある鋭利な装着物等は禁止します。
本シリーズでは、「あぶくま洞ヒルクライム」「ジロデシラカワ」「いわきナイトクリテリウム」でコスプレ部門を設けます。

3、その他の装備品


-1 ヘルメットの着用

ヘルメットヘルメットは、日本自転車競技連盟(JCF)が公認または推奨するモデルを着用すること。また、長期使用品は内部の発泡スチロール素材の劣化を招き、本来の機能を果たさなくなります。有効期間の目安は購入から3年です。

-2 サイクルグローブの着用

スポーツ自転車専用のグローブは必ず着用すること。未着用の場合、競技審判が注意、ペナルティを科すことがあります。

-3 アイウエアの推奨

アイウエアは、クリアな視界の確保と目の保護の目的から装着を強く推奨します。目まぐるしく環境変化するロードレースでは、視界を広く確保できる大きめのレンズと、調光タイプ(太陽光に反応して色の濃さが変化)を推奨します。

-4 アクションカメラの諸注意

GoPro、INSTA360、DJI等のアクションカメラの装着を許可します。ただし、車体に完全固定しての使用に限ります。
なお、車体から大きく突き出したロング棒(延長棒)の使用は禁止します。また、固定されてない状態でのアクションカメラ、スマートフォーンの携行も禁止します。

 

以上。