車両・服装等の規定

1、車両規定

以下の車両規定は、福島復興サイクルロードレースシリーズのレース部門を対象とした独自規定になります。
なお、大会により特別規定を設ける場合もございます。

1-1 自転車の車種

福島復興サイクルロードレースシリーズへの参加が可能な自転車は、下記のドロップハンドルを装着したロードバイクをはじめとする下記の車種になります。例外として、フラットバーハンドルタイプのクロスバイク、マウンテンバイクは認めます。
いずれの車種も、前後ブレーキを装着していること。

⚪︎ロードバイク(ロードレーサー)
⚪︎グラベルロードバイク
⚪︎シクロクロスバイク
⚪︎クロスバイク
⚪︎マウンテンバイク

× 一般軽快車(ママチャリ)
× eBike(電動アシスト付き)
× タンデム(2人乗り以上の自転車)

×リカンベント
× ピストバイク(フリーボディタイプでない固定ギヤ)

上記、一般軽快車(ママチャリ)、タンデム等での参加は禁止します。
DHバーの装着はタイムトライアル競技を除き禁止します。また、タイムトライアルバイクの使用は、機材の公平性、特殊な操縦性の観点から、タイムトライアル種目(個人TT・チームTT)に限ります。
ディスクホイールやバトンホイールの使用は認めますが、風の影響や集団走におけるリスクを考慮した上でご使用ください。

 

写真上段左から、ロードバイク、グラベルロードバイク、クロスバイク。
写真下段左から、e-bike(電動アシスト)、軽快車(ママチャリ)、タンデムバイク。

 

1-2 自転車の重量

車両重量は国際自転車競技連盟(UCI)規定にある6.8kg以上であること。極端な軽量化は車両の安全性が危うくなるだけでなく、コントロール性もシビアになり危険です。
ただし、ヒルクライムレースに限り、車両重量制限は設けません。磐梯吾妻スカイラインヒルクライム、あぶくま洞ヒルクライム、ツールドかわうちヒルクライムが該当します。

1-3 極端なカスタマイズの禁止

エアロ効果を狙い、ブラケットの角度を極端に内側へ傾けるセッティングは禁止します。また、エアロ効果を狙った既製品以外の付加物の装着も禁止します。
そのほか、バーテープを巻かない、バーエンドキャップを付けずに出走することも認めません。

1-4 ライト・サドルバッグ等は装着せず

公道を封鎖した環境で実施するレース部門に限り、ライト・警笛(ベル)の保安品は取り外しての参加は可能です。またサドルバッグなどは、極力外した状態で参加することを推奨します。

 


2、服装規定


-1 サイクルウエアの着用

サイクルスポーツを行うにふさわしいスポーツウエアでご参加ください。身体にフィットし、車体(チェーンやホイール等)に巻き込まれる危険性がない服装で参加してください。いわゆるサイクルジャージを推奨します。

-2 仮装(コスプレ)クラス時の注意

福島復興サイクルロードレースシリーズでは、大会により仮装(コスプレ)クラスが設定されています。大会規定に則った衣装でのご参加を遵守ください。
車体や身体から大きく幅を取る衣装、落車時等に他の選手に危害を与えるリスクのある鋭利な装着物等は禁止します。

3、その他の装備品


-1 ヘルメットの着用

ヘルメットヘルメットは、日本自転車競技連盟(JCF)が公認または推奨するモデルを着用すること。また、長期使用品は内部の発泡スチロール素材の劣化を招き、本来の機能を果たさなくなります。有効期間の目安は購入から3年です。

-2 サイクルグローブの着用

スポーツ自転車専用のグローブは必ず着用すること。未着用の場合、競技審判が注意、ペナルティを科すことがあります。

-3 アイウエアの推奨

アイウエアは、クリアな視界の確保と目の保護の目的から装着を強く推奨します。目まぐるしく環境変化するロードレースでは、調光レンズ(太陽光に反応して色の濃さが変化)を推奨します。

-4 アクションカメラの諸注意

GoPro、INSTA360、DJI等のアクションカメラの装着を許可します。ただし、車体に完全固定しての使用に限ります。
なお、車体から大きく突き出したロング棒の使用は禁止します。また、固定されてない状態でのアクションカメラ、スマートフォーンの携行も禁止します。

 

以上。